「高齢出産」と聞くと、妊娠~出産までにフォーカスされがちですが、産んでからは実際どうなの?何が大変?事前に準備しておいたほうがいいことはある?など疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
7年間の不妊治療を経て、30代後半で初めて出産した私がリアルな声をお届けします。
あくまで個人の感想で、全ての方に当てはまる訳ではありませんが、これから出産を控えてる方、身近にいる方へ向けて何かのお役に立てると幸いです。
【高齢出産その後】出産後はとにかく体力がもたない
「子育ては体力勝負」という言葉を痛感
抱っこしたり、あやしたり、24時間お世話が続き常に寝不足の状態です。肩も腰もバキバキ。
全てを年齢のせいにはしたくありませんし、好んで高齢出産をしたわけでもありませんが、
「あともう少し若かったら」「数年早く産んでいたら」と何度も思いました。
【高齢出産その後】体力不足を乗り切る方法
- 便利家電など、ありとあらゆる文明の利器を駆使する
- ヒップシート、人気のメリー、バウンサー、複数の抱っこ紐をフル活用する
- コープ(生協)やネットスーパーなどの宅配サービスは産前から利用できる環境にしておく
- パートナーの方は余裕がありましたらぜひ筋トレなど体力づくりをする
乾燥機はあって本当に良かったです。洗濯物がとにかく多いのでそのまま洗濯機に放り込んで乾燥までされるのはありがたい、これがなかった昔の人ってすごいと何度も思いました。
産後はスマホをゆっくり見る余裕もありませんので、バウンサーなど人気のベビー用品は事前購入しておくか、ネットですぐに届くのであれば事前に目星をつけておきましょう。
余談ですが、出産前に知人にヒゲの永久脱毛を始めた旦那さんがいました。赤ちゃんの性別が女の子と分かってから嫌われたくない一心で始めたそうです^^
【高齢出産その後】事前に準備しておいた方がいいことはある?
【重要!!】周囲に頼れる環境を整えておく
産後は想定外の事が起きる可能性もありますので、以下の準備をおススメします。
私自身も、夫がコロナに感染したり、体の損傷が激しく体力回復に時間がかかるなど予想外なことばかりでした。
- 自治体の相談窓口の情報を調べておく
- 産後ケアサービス(自治体提携・自費)の利用条件や近隣施設を調べておく
- 近隣の助産院・母乳外来を調べておく
初産の場合は育児や母体の事で心配がつきものです。いざ質問しようと思っても自治体の問合せ先を調べる余裕もありません。出産前に控えておいて旦那さんも対応できるよう冷蔵庫にでも貼っておきましょう!
同様に、1ヶ月健診までは産院がかかりつけ先となりますので入院中に問合せ方法の確認や質問などしておきましょう。
産後ケアはあまりなじみがなく関係ないと思っていたのですが、退院してから何度か利用を考えるほど辛い時期がありました。自費だと高額ですが調べておくと安心かと思います。
また、母乳に関するトラブル(私は頻発して大変でした)を対処してもらうのは助産師さんが一番です。自宅訪問サービスなどもありますので、利用する場合はどこがあるのか事前に確認しておきましょう。
【高齢出産その後】周囲のママの年齢が気になる
自治体のプログラム、健診、離乳食講習会、赤ちゃんイベントなどで、出産時期の近いママと一緒になる機会は多いです。
わかっちゃいるんですけど、周りのママの年齢が気になってしまいます。そしてなぜか、皆自分より年下に見えます笑。こればっかりは仕方ないです!年齢を聞いてくる人もまずいないですから、みんなママ1年目同士と言い聞かせて、堂々としましょう!
【高齢出産その後】二人目を望むか悩む、焦る
- そもそも二人目を望むのか悩む
- 二人目がほしい場合は年齢的に急がなければならない(卒乳など)
- もう一人できれば欲しいと思っていたが、実際に出産育児を経験して難しいと考える
- 金銭面で悩む
高齢だと早めに決断しなければと焦りますよね。また二人目を望むのかどうかによってベビー用品の揃え方も変わってくるかと思いますので(ベビーカーや洋服の色など)、パートナーとじっくり話合っておきましょう。
【高齢出産その後】予後がボロボロ、回復に時間を要する
私は産後ワンオペだったこともあり、できる限り負担を軽くすべく計画無痛分娩を選択しました。
体力に自信もありましたし、みんな経験してる事で乗り切れると思っていました。
ところが私の場合は3,500グラム超のビッグベイビーで、分娩時に尿道付近の筋肉に負荷がかかり退院後も尿漏れが続きました。尿漏れ自体はよくある話らしいのですが、私は損傷が激しく1ヶ月以上介護オムツをつける生活が続きました。これは想定外でしたし精神的にも辛かったです。
おまけに出血量が1,000ミリを超えていて、水分をたくさん取るように指示がありました=尿の量も増えます。そのため何どか病院の廊下にぶちまけたり、自宅でも布団を汚しました。こんな事になるなんて産前は想像もしていませんでした。
【高齢出産その後】最後に、どうか一人で悩まないで下さい。
高齢で出産すると老後の心配や先の事ばかり考えてしまいます。
子供が成人する時、自分たちは○○歳だ。などあれこれ考えてしまいますが
小さな命を守るために毎日必死で、一生懸命に産み育てている自分自身をどうか大切にして下さい。
今目の前にいる我が子と向き合いどうか有意義な時間を過ごせますように。
ママ同士で交流する場面では年齢の話になんてなりませんし、年が離れているママさんに限ってあとあと仲の良い間柄になったりします。しつこいですが、堂々と!しましょう!!
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