【まさか自分が】産後のストレスで摂食障害に悩まされた日々

育児

出産後のママは慣れない育児や夫への不満、ホルモンバランスの乱れなどから毎日ストレスが溜まりますよね。
そんな溜まったストレスを食事で発散させていませんか?
私は産後気持ちが不安定になり、気づけば食欲が止まらず甘いものを無制限に食べていました
そして食べてしまったことへの罪悪感と太りたくない気持ちから過食嘔吐を繰り返していました。
当時の状況や乗り越えた方法などをお伝えしたいと思います。

【産後のストレス】甘いものを中心に食欲が止まらない

出産してからというもの、食べても食べても食欲が止まりませんでした。
母乳育児や体が疲れているせいだと思っていました。
しかし状況は悪くなるばかりで、一日に何度もコンビニやスーパーに行ってパン・お菓子・ジャンクフードを買いに行っていました。食べる量も増えていく一方で、翌日のために多めに買っても当日に全部食べてしまう始末。自分の意志の弱さと大量に食べ続ける行為を異常だと思いながらも止められませんでした。

【産後のストレス】大雨の中でも、赤ちゃんを連れてコンビニへ

雨の日は赤ちゃんを連れての外出は控えるものですが、甘いものが食べたくて我慢できず気がつけば我が子を抱っこ紐で抱え傘をさしてコンビニに向かっているのです。
自分の欲望に我が子を付き合わせて雨風にさらしている、なんて最低な母親だ、と一瞬頭をよぎるのですが脳が食べ物に支配されていて衝動を抑えられませんでした。

【産後のストレス】痩せられない自分に余計にイライラ

消費量を上回るカロリーを接種していますので、当然体重は増える一方です。出産して半年以上経つのに体重は妊娠前よりプラス9キロの状態でした。

もうこれが最後、と思いながら暇さえあれば「赤ちゃんと散歩」という名目でコンビニをはしごしたりデリバリーアプリのメニューを眺めては実際に注文したりしていました。
そして食べた後は決まってこれで最後にしようと思い、夜中になると明日は何を食べようか、と考えていました。

この状況から解放されたいのに止めることができずに余計にストレスが溜まる、という悪循環でした。

【産後のストレス】ついに嘔吐。これなら好きなだけ食べられる。

過食嘔吐、摂食障害のひとつです。私は高校生の時にダイエット目的で食べすぎたらリセット(=嘔吐)という行為を繰り返していた時期がありました。とても危険な行為で、同じことをしていた友人は痩せすぎて生理が止まり入院までしていました。
私は重症化することはなく進学などの環境の変化とともに自然と過食行為をすることもなくなりました。どちらかというと細身の体型でしたので社会人にもなると多忙でむしろ食べる時間もなく、週末にいくら食べても太ることはありませんでした。
そしてこの高校生時代の過食嘔吐以降ダイエットをしたことがないため、「食べ過ぎたらリセットすればいい」という20年以上前の考えが呼び起こされたのです。

【産後のストレス】子供が寝ているすきにドカ食い

子供が寝ているすきにドカ食いしてトイレでこっそり吐くようになりました。
、、、何をやっているんだ自分。いい歳して母親がこんなことしている場合じゃないでしょ。もう最後にしよう。またやってしまった。これを何度も繰り返しました。苦しかったです。

ついには自分が食事をしたいがために、赤ちゃんに「早く寝てくれ」とさえ思うようになりました。

【産後のストレス】赤ちゃんに当たりそうになる、このままじゃマズい

嘔吐を繰り返していると体はとても疲れます。眠気もひどいです。そんな状態で健全な育児ができるはずありません。寝不足で常に体がだるくてやる気がでない状態でした。

そんなある日、赤ちゃんの機嫌が悪い日がありました。ぐずったり激しく泣いたりしてお世話が大変でした。普段なら笑顔であやしながら対応するのに、なぜかこの日は頭がカーッとなってイライラが止まりませんでした。感情を抑えられず怒鳴ったり手を挙げてしまいそうになりました。
赤ちゃんは何も悪くないと頭ではわかっているのに、理性で抑えられなくなり強めの口調と雑な扱いで赤ちゃんに接してしまいました。なぜ私の言っていることが分からないの、と理解できるはずのない赤ちゃんに切々と語りかけていました。
このままじゃまずい事になる。コントロールできない自分の感情が恐ろしくなりました
いい加減暴食を止めなければ。でも止めたいという気持ちだけでは無理だ。
そして、以下の方法を実践しました。

【産後のストレス】摂食障害を克服した方法

具体的な方法と心がけていることをいくつかご紹介します。

気持ちをコントロールする

  • 糖質の悪影響を考える

甘いものやジャンクフードなどは肌が糖化して老化の原因になります。高齢出産の私はなるべく若い見た目でありたいと強く思っています。そこまでわかっていてもやめられない事が恐ろしいのですが、それでも食欲が止まらないときは何度も自分に言い聞かせます。

  • お金の無駄遣いを考える

コンビニやスイーツ、パン屋さんなどで1回の買い物で1~2千円毎日平気で使っていました。
これにお金を使うなら育児用品や美容代など有意義なものに使ったほうがよっぽどいいです。
お菓子を買いたくなったら、わざわざお金を払って老化(糖化など)しているなんて馬鹿げている、と思うことで気持ちを抑制するようコントロールしました。

また憧れのモデルさんのSNSを見てモチベーションを持続しました。

食事制限

  • 腸活でお通じを意識、美容効果も

オートミール・発芽玄米・もち麦などを用いてカロリーコントロールと腸活を実践しました。YouTubeを参考にして様々なレシピを試してその中で効果を感じるものを継続しました。暴食を抑えてかつ美容のためにもなると思うことでモチベーションを上げるようにしました。

  • オーガニック食材を取り入れて、ちょい意識高い系になってみる

きっかけはスーパーでふとオーガニックのチョコレートを買ってみたことです。食べてみるとある気持ちの変化が起こりました。

私がオーガニックや無添加食材を取り入れることで最も効果的だと思っていることは自分を大切にしている、労わっているという気持ちになることです。目に見えて何かが劇的に変化することはありませんし、金額も高いです。
しかし、だからこそ自分のためにお金を使ったり好きなことをすることで、産後の母親の自己犠牲が原因で訪れる鬱やストレスに効果があったと思います
値段が高い分少しずつ食べるし、添加物等の入ったお菓子をドカ食いするよりはよっぽどマシだと思いました。
これをきっかけにお菓子以外の普段の食材や調味料にも添加物や保存料などがなるべく入っていないものを自分のできる範囲で無理なく取り入れて、自分と赤ちゃんの体を大切に考える事ができています。

赤ちゃんの横で寝ながら筋トレ

まだ歩けない赤ちゃんと一緒に過ごす時はマットに座っていることがほとんど。この時に隣でできる簡単な運動を取り入れました。
骨盤底筋やヒップアップに効くものなどです。シェイプアップしながら赤ちゃんをあやすことができて一石二鳥です。

【産後のストレス】克服できて良かったこと

まだ妊娠前の体重には戻っていませんが、確実に減量できています。(さんざん食べてたんだから、そりゃ暴食を止めるだけである程度減りますよね)

  • 妊娠前の洋服が着られる。
    太ったことで洋服を買い直したくありませんでしたので、妊娠前の洋服が入った時はとても嬉しく自信にも繋がりました。
    またファッションやメイクを楽しむことで、食べ物のことを考える時間が自然と減りました。
    赤ちゃんのために機能性を重視した格好も大切ですが、多少面倒でも自分の為におしゃれして外出するとそれだけで気持ちが明るく前向きになります。
  • 赤ちゃんに接する気持ちに余裕ができる。
    自分の心が満たされると周囲にも余裕をもった気持ちで接することができます。体が軽くなると不思議と心も軽やかになりました。

過食行為を克服したというにはまだ時期尚早ですが、嘔吐はしていませんしダイエットは継続中で順調に体重は減っています。
今のところは成功していると思います。これからも継続して健全な心で育児を楽しめるよう継続していきたいと思います。

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